GIMPをインストールしてみんなで使える環境を作る(Windows10)
2016/02/28
仕事でWEBデザインや制作に長く関わってきたので、Photoshopを使う機会が多かった。
特に不自由は感じていなかったのだけど、よく周りから画像ソフトの使い方について聞かれることが多くなってきて少し困ったことになった。
その理由の多くがPhotoshop以外の画像ソフトについての質問。
特に業務に必要ないだろうということで、非デザイナーが使っているPCにはPhotoshopが入っていないのだけど、最近はリッチなプレゼン資料やインフォグラフィック、アイキャッチに力を入れるようになってきたので簡単な画像編集なら自分でやってしまいたいという人が増えてきた。
(そこに力を入れ過ぎると良くないというのはまた別の話)
そのため、Windowsに標準で入っているペイントソフトやメーカー付属のペイントソフトの使い方について聞かれることが多くなった。
そうなってくると、いわゆる応用編的な使い方を聞かれた時に対応できなかったり、一緒に考えたりする時間が出てきてしまうから少し大変になってきた。
一番簡単なのは全員のPCにPhotoshopを入れることで一緒に考える手間を省けるのだけど、費用対効果が合わない。
かといって、このまま続けていると編集ファイルの互換性も気にしなければいけなくなるし……。
そうだ、GIMP入れよう
Photoshopに似た操作感でフリーソフトといえば真っ先に思い浮かぶのはGIMPだった。
理由は「デザイナー間で話題に上がりやすい」「歴史が長い」「なによりフリーである」といったもの。
全員で使うために以下が充実しているのもポイント
- 対応OSはWindows、MAC、Linuxに対応したクロスプラットフォーム
- 書籍やヘルプサイトも充実しているので情報共有性がダントツに高い
使うソフトがバラバラにならず、質問に対してドキュメントが充実しているので、今回のようなケースには最適なツールだといえます。
そこで、今回は導入の第一歩としてGIMPのダウンロードからインストールまでの手順を記します。
まずはGIMP公式サイトへアクセスし、画像赤枠のDOWNLOAD(ダウンロード)ボタンをクリックしてください。
ダウンロードページにいくと、GIMPを入れる対象となるOSが選択されていると思いますが、もし利用しているOSになっていない場合は「Show downloads」からご利用されているOSを選択してください。
今回はWindowsなので、画像赤枠のボタンをクリックしてください。
ダウンロードされたファイルを実行します。
言語選択ダイアログが出てきます。デフォルトはEnglishになっているので、このままOKをクリックしてください。
ここで選択した言語はセットアップに使用する言語なので、セットアップ終了後は日本語表示になります。
ここでInstallボタンを押すとすぐにセットアップが開始されます。プログラムの保存先や初期プラグインの有無などを選択したい場合はCustomizeを選択してください。
今回はInstallを選択します。
セットアップが開始されます。
この画面が出てきてFinishボタンを押すとセットアップは完了です。
※2016年1月1日時点での手順です。バージョンアップによって画面が異なる場合があります。